MICS NEWS Vol.9 Number 11
          5.生体機能 
… 機能の発見、製品開発 etc.
             

"H−106.米国とロシアの研究チームが、シベリアの永久凍土から発掘された約2万年前のケナガマンモス2頭の体毛から、全ゲノムのうち約70%を解読することに成功した。絶滅動物で大半のゲノム解読に成功したのは初めて。 
             【朝日新聞 2008.11.20朝刊 37面】
           【日本経済新聞 2008.11.20朝刊 42面】
             【産経新聞 2008.11.20朝刊 24面】
             【東京新聞 2008.11.20朝刊  3面】

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"H−108.京都大学は、ガの幼虫の唾液に含まれる成分に、天敵のハチを呼び寄せる危険がある一方、幼虫の成長を早める効果もあることを突き止めた。  
     【フジサンケイビジネスアイ 2008.11.20朝刊 13面】

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"H−111.産業技術総合研究所と旭化成ファーマは共同で、ゲノム情報データベースから候補遺伝子のリン酸化能力を調べ、免疫抑制剤ミゾリビンの血中濃度を測定できる酵素「ミゾリビン酸化酵素」をバクテリアから発見し、効率的な製造技術も開発した。
        【化学工業日報 2008.11.21朝刊  8面】

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"H−114.農業生物資源研究所は、ミュンヘン大学などと共同で、根粒菌や菌根菌と植物の共生に関与する遺伝子の一つである「Cyclops(サイクロップス)」遺伝子をマメ科のモデル植物から見いだしたと発表した。 
           【日本農業新聞 2008.11.25朝刊 16面】

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"H−116.東京大学は、脳が鼻の穴の詰まり具合に応じて、脳内で匂いの情報を受ける場所を切り替えていることを突き止めた。 
             【朝日新聞 2008.11.21朝刊 22面】

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"H−119.水産総合研究センターなどは、「マナマコ」の生殖行動を誘発する神経ホルモン「クビフリン」を世界で初めて見いだした。メスの放卵とオスの放精を強力に促す効果があり、「マナマコ」の大量生産化が期待される。 
             【朝日新聞 2008.11.22朝刊 37面】
           【化学工業日報 2008.11.25朝刊  9面】
         【日刊水産経済新聞 2008.11.25朝刊  1面】
     【フジサンケイビジネスアイ 2008.11.27朝刊 12面】

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"H−125.産業技術総合研究所などは、ヒトクローン遺伝子の提供を開始した。遺伝子、タンパク質のデータベースも公開し、バイオ研究の促進を図る。 
           【化学工業日報 2008.11.25朝刊  1面】

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"I−009.名古屋大学、奈良先端科学技術大学院大学などの研究グループは、イネ、シロイヌナズナを使って、植物を生長させるホルモン「ジベレリン」と結合し情報を細胞に伝達する「受容体タンパク質」の分子構造を解明し、植物の生長を制御する仕組みを明らかにした。 
             【中日新聞 2008.11.27朝刊 32面】
             【奈良新聞 2008.11.27朝刊 13面】

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"I−034.農業環境技術研究所で取り組んでいる土壌微生物を利用した研究についての紹介。
            【常陽新聞 2008.12. 3朝刊  3面】

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"I−039.富山県立大学は、チューリップに含まれる抗菌物質を作り出す酵素の精製に成功した。分子量は3万5千で、「チューリッポシド」を抗菌性の強い「チューリッパリン」に変える。「チューリッパリン」は植物由来のバイオプラスチック原料としても注目されている。 
           【日経産業新聞 2008.12. 3朝刊  9面】

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