MICS NEWS Vol.9 Number 12
          5.生体機能 
… 機能の発見、製品開発 etc.
             

"I−066.理化学研究所は東京大学と共同で、植物が有害な活性酸素を取り除くために必要な2種類の遺伝子「FSD2」、「FSD3」を見いだした。ストレスに強い農作物の開発などに期待。 
           【日経産業新聞 2008.12.10朝刊  9面】

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"I−067.自然科学研究機構基礎生物学研究所は、種子の発芽に必要なタンパク質「PCN」を見いだした。発芽に必要な脂肪代謝の一端が明らかになった。
           【日経産業新聞 2008.12.10朝刊  9面】

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"I−079.産業技術総合研究所発のバイオベンチャー、サイトパスファインダーは、核酸を細胞に効率よく導入する技術を開発した。一度に多数の核酸解析が可能になり、研究効率が大幅に向上する。2009年の実用化を目指す。  
           【日経産業新聞 2008.12.11朝刊  1面】

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"I−088.京都大学の中辻憲夫教授などのチームは、ES細胞を新たに二種類作ることに成功した。今後、大学や研究機関などに配分する予定で、再生医療の研究や発生メカニズムの解明などに役立てる。 
           【日本経済新聞 2008.12. 6朝刊 38面】

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"I−111.基礎生物学研究所は、種子に蓄えられた脂質を発芽エネルギー変換に関与するタンパク質「PNC」をもやしから見いだした。「PCN」が代謝に必要なアデノシン三リン酸「ATP」を、ペルオキシソームに輸送することが明らかになった。 
         【日本農業新聞 2008.12.18朝刊 16面】

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"J−002.岡山大学の研究グループが、セルロース分解酵素の一つである「β−グルコシターゼ」がシロアリの卵認識フェロモンの主成分であることを世界で初めて突き止めた。農研機構生研センターが実施している「新技術・新分野創出のための基礎研究推進事業」の委託研究の成果。 
           【化学工業日報 2008.12.25朝刊  3面】

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"J−032.信州大学と長野県林業総合センターは、広葉樹の一つコナラの根が張る強さは、針葉樹のスギの2倍以上あり、ヒノキやカラマツを上回ることを明らかにした。広葉樹における引き倒し抵抗を針葉樹と比較し、土壌をつかむ力を明確なデータで実証したのは初めて。 
           【信濃毎日新聞 2009. 1. 1朝刊 39面】

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"J−043.農業生物資源研究所と福井県農業試験場は、高温に強い遺伝子を含むイネのDNAの領域を初めて見いだした。イネの品種開発期間を2、3年短縮する効果が期待できる。
            【西日本新聞 2009. 1. 7朝刊 1・3面】

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"J−044.産業技術総合研究所は、2009年から3年計画で、日本人の全遺伝情報(ゲノム)を解読するプロジェクトを本格的に始める。日本人特有の病気やルーツなどの解明に役立てることとしている。 
             【読売新聞 2009. 1. 8朝刊  2面】

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"J−047.千葉大学と東京大学は、植物細胞の小器官の葉緑体やミトコンドリアが独自のシグナルを発して、核内のゲノムや細胞増殖を制御していることを突き止めた。植物の成長制御を任意に行うことで農業生産性の向上や品種改良などに期待される。発見したシグナル名は「パラサイト・シグナル」。 
           【化学工業日報 2009. 1. 8朝刊  9面】




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